キャンセルポリシーの作成方法

キャンセルポリシーとは

キャンセルポリシーは、旅行者が予約をキャンセルした際に適用される取消料のルールです。商品の特性や運用方針に合わせて、取消料の発生タイミングや割合を設定することが可能です。

＜取消料規定の例＞

• ツアー出発の24時間前以降のキャンセル：取消料はご予約料金の50％を頂戴します。
• ツアー出発の48時間前以降のキャンセル：取消料はご予約料金の30％を頂戴します。

 

キャンセルポリシーの設定

JTB BÓKUNでは、各商品の「料金」ごとに異なるキャンセルポリシー（取消料規定）を設定することが可能です。設定の流れとしては、まずはキャンセルポリシーを作成し、その後、各商品の「料金」にあらかじめ作成したポリシーを適用して運用します。

この記事では、キャンセルポリシーの作成方法について説明します。作成したキャンセルポリシーを商品に適用する操作方法はこちらをご参照ください。

 

キャンセルポリシーの作成方法

1．左側メインメニュー設定＞商品関連＞払い戻しとキャンセルを選択します。

2．「新規ルールの追加」をクリックして、新しいキャンセルポリシーを作成します。

3．タイトルを入力し、ポリシーの種類を選択します。

• タイトル：キャンセルポリシーのタイトルを入力してください。商品の料金にキャンセルポリシーを適用させる際にはこのタイトルが選択肢として表示されます。なお、このタイトルは旅行者には表示されません。
• ポリシーの種類：以下の4種類のルールより選択します。
  • 返金不可：予約後は一切返金できません。
  • 全額払い戻し可能： 体験商品の開始時刻までにキャンセルした場合、100％返金されます。
  • 簡単：体験商品の開始時間のX時間前までにキャンセルした場合、100％返金されます。
  • アドバンス：段階的な取消料規定を設定する場合、キャンセルポリシーに複数のルールを追加することができます。
    • アドバンスの一例：
      • ツアー出発の24時間前以降に予約をキャンセルした場合、50％の取消料がかかります。
      • ツアー出発の48時間前以後に予約をキャンセルした場合、30%の取消料がかかります。

4．「アドバンス」を選択した場合、「ペナルティ・ルールの追加」をクリックすると、複数のルールを追加することができます。

以下の取消料規定をもとに設定方法を説明します。

• ツアー出発の24時間前以降に予約をキャンセルした場合、50％の取消料がかかります。
• ツアー出発の48時間前以後に予約をキャンセルした場合、30%の取消料がかかります。

ルール1に50％、1日を入力し、ルール2に30%、2日を入力します。

 

5．上記設定完了後、「保存」をクリックします。

新規作成したキャンセルポリシーを商品に適用する方法はこちらのマニュアルをご参照ください。

 

キャンセルポリシーの表示について

商品の料金に適用したキャンセルポリシーは旅行者の予約プロセスにおいて複数箇所に表示されます。これにより、旅行者は予約時にキャンセル時のリスクを事前に把握でき、事業者様は収益の予見可能性を確保できるため、双方にとって透明性のある安心した取引関係を築くことができます。

表示箇所① 商品の詳細画面（ウィジェット）

ここのキャンセルポリシーの表示は非表示にすることも可能です。予約チャンネル設定＞ウィジェット＞商品ページ内の「キャンセル・ポリシーの表示」をオフにすると、該当箇所に表示されなくなります。

 

表示箇所② ウィジェットのカレンダー

カレンダーより日付を選択されたあと、選択された旅行日・開始時間をもとにキャンセルポリシーが表示されます。

 

表示箇所③ 予約最終確定画面

予約確定する手前の画面で、「キャンセルポリシー」をクリックすると詳細が表示される仕組みです。こちらは非表示にすることはできません。

 

表示箇所④ 予約確定通知メールに添付されるチケット

この画面は非表示にすることができません。また、複数の料金に異なるキャンセルポリシーを設定した場合は、予約した料金に適用したキャンセルポリシーのみが表示されます。

 

表示箇所⑤ 顧客用予約管理ページ

顧客用予約管理ページの下部にキャンセルポリシーのメニューがあり、クリックするとキャンセルポリシーが表示されます。こちらは非表示に設定することはできません。

キャンセルポリシーの設定・適用権限

体験事業者様は、自社で提供する体験商品のみに対してキャンセルポリシーを設定できます。マーケットプレイスのセラーがサプライヤーの商品を代理販売する場合、セラー側からサプライヤー商品のキャンセルポリシーを変更することはできません。また、代理販売された商品の予約をキャンセルする際は、必ずサプライヤーが設定したキャンセルポリシーが適用されます。

一方で、体験事業者様が自社商品の予約をキャンセルされる場合は、その都度キャンセルポリシーの適用有無をご選択いただけます。例えば、悪天候など特別な事情がある場合には、設定したキャンセルポリシーを適用せず、キャンセル料を免除して予約を取消すことも可能です。