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チャネルマネージャー導入・基礎ガイド

チャネルマネージャーAPIの基本概念や導入メリット、24時間自動化される業務範囲を理解するための入門ガイド

1. チャネルマネージャーの基本概念

ツアーやアクティビティなどの体験型観光業界における「チャネルマネージャー」とは、自社のツアーや商品を複数のオンライン販売チャネル(Viator、GetYourGuide、Airbnb、Klookなど)に掲載し、販売に伴う「在庫数」「空き状況」「販売価格」をリアルタイムで双方向に同期・一元管理する仕組みのことです。これにより、複数の販売代理店をまたいだリアルタイムな空席管理が可能になり、手作業での更新の手間を省きながら販売機会を最大化できます。

2. JTB BÓKUNにおけるチャネルマネージャーの提供方法

JTB BÓKUNでは、世界中の販売パートナーを繋ぐ「マーケットプレイス」を提供しており、事業者様のシステム利用状況に応じて以下の3通りの方法で接続が可能です。

  • JTB BÓKUN 一般ユーザー:
    JTB BÓKUNをメインの予約管理システム(基幹システム)として直接利用する事業者様です。空き状況や予約管理、商品の造成設定をJTB BÓKUN上で直接行い、マーケットプレイスに参加している多数の販売代理店へ商品を流通させます。
  • 外部システムを利用する事業者様:
    すでに独自の予約システム、自社開発の発券システム、あるいは地域共通の販売システムを導入・運用している事業者様です。単一のAPI(チャネルマネージャーAPI)を介して自社システムとJTB BÓKUNを連携させることで、現行システムを「在庫や運用におけるマスターデータ(信頼できる唯一の情報源)」として維持したまま、JTB BÓKUNマーケットプレイスの強力な販売ネットワークに接続できます。
  • 予約・発券システム提供会社(パートナー):
    独自のツアー・アクティビティ予約システムを他社に提供しているシステム開発会社です。JTB BÓKUNとシステムパートナー契約を結び、チャネルマネージャーAPIを組み込むことで、自社システムの利用者(ツアー事業者様)に対し、JTB BÓKUNマーケットプレイスを通じたOTA(オンライン旅行会社)への販売網を、システムの拡張機能として即座に提供できるようになります。

3. JTB BÓKUN チャネルマネージャーAPIとは

JTB BÓKUNのチャネルマネージャーAPI(Channel Manager API)は、外部の基幹システムを利用している事業者様が、自社の在庫や予約情報をJTB BÓKUNとシームレスにデータ連携するためのシステム間インターフェース(API)です。本APIを導入することで、OTAごとに空き枠を手動で調整したり、各OTAの管理画面から予約情報や日時変更、キャンセル依頼を一つずつコピー&ペーストしたりする手作業が完全に不要になります。JTB BÓKUNがデータ連携の中核となる「ハブ」として機能し、すべての通信とデータ変換を自動で処理します。

4. 導入適合性の自己診断(4つのチェックポイント)

JTB BÓKUNのチャネルマネージャーAPI(Channel Manager API)が自社のビジネスに適しているかを判断するために、以下の4つの問いをご確認ください。

  1. 自社のビジネスをグローバル市場や新たなターゲット層に向けて拡大(スケール)させる準備はできていますか?
  2. オーバーブッキング、在庫更新のタイムラグ、各販売チャネル間での価格設定の不一致によるトラブルを完全に解消したいですか?
  3. Viator、GetYourGuide、Airbnb、Klookといった複数の大手OTAとすでに連携しているか、または今後新たに接続を拡大したいと考えていますか?
  4. 自社独自の予約・発券システム(または社内の在庫管理システム)をすでに運用しているものの、各OTAへの一括自動連携機能が不足していますか? 
これら4つの質問の大半、あるいはすべてに「はい」と答える場合、本API連携を導入することで、運用コストを劇的に削減しつつ売上を最大化することが可能です。

5. システム連携による自動化機能の範囲

チャネルマネージャーAPI(Channel Manager API)を導入して稼働させると、以下の業務が24時間365日体制で完全に自動化されます。

  • リアルタイムな在庫同期:
    いずれかの販売チャネルで予約が入るたびに、すべての販売チャネルに対して最新の在庫残数が瞬時に反映されます。これにより、在庫切れによる機会損失とオーバーブッキングを同時に防ぐことができます。
  • 予約・変更・キャンセルの自動取り込み:
    OTAなどで発生した予約、予約内容の変更、キャンセルの処理は、即座にJTB BÓKUNを経由して自社の予約システムに自動反映(プッシュ通信)されます。
  • 価格と商品情報の自動反映(JTB BÓKUN REST v.2経由):
    自社システム内で更新した「料金設定」や商品の「写真」「説明文」などを、最新の「JTB BÓKUN REST v.2」API経由でJTB BÓKUN側に自動反映させることができます。JTB BÓKUNから価格や商品情報を取得しているOTAに対しても、この更新情報が自動的に共有・同期されます。
  • チケットバーコードのスムーズな自動配信:
    自社システム側で発行された電子チケット用の固有バーコード情報をJTB BÓKUNに連携し、販売代理店やエンドユーザー(お客様)に自動送信することができます。これにより、現地でのチェックインや入場管理が非常にスムーズに行えます。

6. さらに詳しく知りたい方へ

事業者様の現在の事業状況や、ご希望されるシステム運用・連携のイメージを詳しくヒアリングさせていただいたうえで、JTB BÓKUNのチャネルマネージャーAPIの最適な活用方法をご案内いたします。導入に関するご相談やさらに詳細な情報をご希望の場合は、ぜひこちらからお問い合わせください。